施術する側の在り方も回復に影響します。

私は23歳から治療家の世界に身を置いてはや22年たちました。これまで「痛み」とは、「治る」とは…。たくさんのテーマを考えて参りましたが、現在でもまだまだ新しい発見があります。

 

「こころとからだ」はつながっている。とは良く言われていることではあります。一般的には『患者さんのこころとからだの関係が回復に深く影響』している。と考えられています。これとは少し違った角度ですが、最近わかったことがあります。

 

それは、痛みのある場所に対して施術者である私が心から理解しようと触れると、それだけで不調が起こっている場所は早く良くなっていく。という結果が得られるのです。

 

敏感な患者さんは波及するように何かが伝わると教えてくれます。「今まで大変だったのですね。つらかったのですね。」私が言葉には出さなくてもそういう気持ちで触れることが、施術する側の人間に一番求められているこころの持ちようだということなのです。

 

つい正確に手技をする。加減をする。そういうところに意識が行ってしまいます。術者の心の持ちようが患者さんにつながっていく。このことを一年のテーマにして参りたいと思います。