右手に力が入らず包丁を持てなかった50代男性が、手の力を取り戻し仕事再開の見通しが立ちました (東大阪市)

右手に力が入らなくなり包丁を持てなくなった方が、手の力が回復し仕事再開の見通しが立ちました
(東大阪市 50代男性)


■ 来院された方

東大阪市にお住まいの50代男性です。
和食のお店を営まれている方です。


■ 主な症状

・右手に力が入らない
・手を握ることが難しい
・包丁を持つことができない
・仕事ができない状態


■ 来院のきっかけ

先週、疲れてしまい、
長座の姿勢でもたれかかるようにして寝てしまったそうです。

目が覚めたときに、
右手に力が入らなくなっていることに気づき、
整形外科を受診されました。

診察では、
右腕の運動神経(正中神経)の麻痺と診断され、

・神経回復のためのビタミン剤の服用
・自然に回復するのを待つ

という説明を受けられました。

数年前にも同じような症状を経験されており、
そのときは約3か月間お店を休むことになったそうです。

今回も同じように長期間かかる可能性があると説明を受け、
急遽お店を休業することになり、
アルバイトの方の給与のこともあり大変困っておられました。


■ 当院で確認した状態

右手を閉じたり開いたりしていただいたところ、
こわばった感じがあり、
力を入れて握ることが難しい状態でした。

包丁を持ったり、
力を込めたりすることが困難な様子でした。

体の状態を確認すると、

・首から肩にかけての動きが硬くなっている
・腕から手にかけての連動がうまくいっていない
・体幹とのつながりが弱くなっている

状態でした。

手だけの問題ではなく、
首から体幹、腕、手指へと続く
体全体のつながりの低下が関係している状態でした。


■ 行った施術

1日目

首から体幹、
指から手首、肘にかけて、
動きのつながりを作るように施術を行いました。

無理に力を加えることはせず、
体の反応を確認しながら、
やさしく整えていきました。

施術後には、
少し変化が出てきた手ごたえがあり、
その日は施術を終えました。


2日目

「ずいぶん良くなってきた」とのことで、
実際に包丁を使ってみたそうです。

かつら剥きのように
大きく包丁を動かさない作業は
行うことができたそうです。

さらに、
鯛の兜割りも試してみたところ、
問題なく行うことができました。

ただし、
まだ出刃包丁を使うことには
少し不安が残る状態でした。

施術では、

・手のひら
・手指
・手首
・肘
・肩
・首

それぞれの動きのつながりが
自然に働くように整えていきました。

特に、

・手首から肘にかけての動き
・肩周りのひっかかり
・首の動き

が改善するよう施術を行い、
その日は終了しました。


■ 現在の状態

洗濯ばさみを使って、
実際の力の入り方を確認しました。

右手と左手で
同じように洗濯ばさみをはさんでいただいたところ、

左右ほぼ同じくらいの力が入る状態まで回復していました。

次回は2日後に来院予定となっています。

「来週にはお店を再開できそうですね」
というお話をして、
お帰りになりました。


■ 同じような症状でお悩みの方へ

手に力が入らなくなる症状は、
神経の問題だけでなく、

・首
・肩
・体幹
・腕
・手

それぞれの動きや連動の低下が
関係していることがあります。

不安な症状が出たときは、
無理に使い続けるのではなく、
体の状態を確認しておくことが大切です。

早めに対応することで、
回復までの期間が短くなることも多くあります。

※個人の経過の一例であり、結果には個人差があります。