2016年7月 あいば健整院の出発点

こんにちは。7月になりました。選挙演説が暑さを演出しているようです。ここの整体院はガーデンズの近所。演説もたくさん聞こえてきます。暑さに負けないよう気合を十分出していきたいと思います。

 

エアコンと にしび

7月は雨の日も多く、蒸し暑いです。あいば健整院にエアコンが効いていないと不快な思いをされる方もいらっしゃることでしょう。逆にエアコン苦手なんです。という方も遠慮なくおっしゃってください。すぐに止めることができますから…。西日がまぶしい…。もしくは暑い。と感じましたら教えて下さい。その都度すぐに対処します。

どこに行っても治らなかった方たち

なぜか6月は「どこに行っても良くならなかった。」とおっしゃる会員さんが4名ほどいらっしゃいました。整体師としてはその言葉はひっくり返したいものです。笑 膝が痛い、腰が痛い。とかでどこに行っても良くならないはずはない…。と思っている私としては取りあえずとにかく患者さんの訴えを聞くことにしております。会員のMさんの場合には、腰をもんでもらっても一向に良くならなかった。会員のTさんのお膝はただ単純にひどかったケースです。会員のKさんの腰は自律神経から来ている様子。会員のSさんはちょっとひどい歪みから来ているケースでした。「どこに行っても良くならなかった。」整体では無理な場合もあります。そんな時は最初から解決に結びつきそうな最適な専門家をおすすめしております。

あいば健整院の出発点

先日、神戸の新開地に10年以上ぶりに訪ねてみることにしました。整体師のかけだし、右も左も分からない学校出たての時代の気持ちを思い出したかったからです。湊川公園から商店街を抜けて荒田公園を歩くと、記憶がよみがえりました。

 

わたしが27歳の頃、神戸の新開地で『あいば治療院』という名前で整体治療院を始めました。鍼灸学校の友人のご親戚から古い電気屋さんの跡を貸していただいてのスタートでした。母校の鍼灸の学校の先生は、保険の利かない治療院を始めることには否定的で、柔道整復師の資格を取ることを奨められました。そうしないとやっていかれないと。

 

僕は子供の頃からへんくつなところがあって、「もともと保険が利かないことに対して利くように不正に近いことをすると、やがてそれは通用しなくなる。」そう言う時代がいつか来ると思って保険が利かなくても地域で根ざして、必要とされる整体治療院を始めたい。と志したのです。とはいえ、時代はデフレの真っ最中です。安くなければ支持されない時代であり、自分の未熟さが一番の原因でしたが、『あいば治療院』はとってもとっても苦戦しておりました。治療院が暇な時間は、本を読んで次の患者さんのためにいろいろとシュミレーションをしたり、前の患者さんのことをぐるぐる思い出していたのです。有り余る時間を湊川の商店街を歩き回ったり、お店ってなんだろう?とか考えながらいろんな場所を回った時代でした。

 

二年間、毎日まいにち考え続けて、出た答えは「患者さんを治しただけでは、治療院としての必要性は感じてもらえない。」新開地で二年頑張った後、足りない何かを身につけるべく、一からやり直すことにしたのです。今では当時に足りなかったものが何かは、わかるのですがその時代に苦しい思いをしたことは忘れてはならないと肝に命じております。それでも現在の西宮の「あいば健整院」に当時からの患者さんががいまだに来て頂けることは、新開地時代がとっても貴重な時間だったことの証しとなっており、感謝しております。

 

 

 

あいば健整院