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5か月過ぎの妊婦さんから相談がありました。
「お医者さんから前置胎盤の可能性があると診断されましたが、胎盤の位置
を整体で正しい位置に戻せないでしょうか?」
前置胎盤は受精卵が子宮の下部に着床したために、胎盤の位置が子宮
口にきてしまう状態です。出産時に大量出血の恐れがあるために帝王切開
で出産することになる場合が多いといいます。
整体は健康な体に回復させる術であり、いわゆる病気に対しては限界が
ある場合があります。私は、
「一度決められた胎盤の位置を変えることは整体ではできません。初めて
このような相談を受けたので前置胎盤についてもっと調べてみます。」
そのように答えておきました。
妊娠五か月ではお腹はあまり大きくはありません。むしろこれから子宮も伸び
ていくものです。子宮が縮んだ状態から赤ちゃんの成長とともに広がっていく
ものです。
妊娠後期になると前置胎盤が治る人も多いというお医者さまもいるようです。
風船を膨らませると、大きくなるにつれて風船に書かれている文字が予想して
いた場所とは違う位置に来ることがあります。私はそれと子宮の広がる時の胎
盤の位置とイメージが重ね合わせていました。
妊娠初期に前置胎盤の疑いがある人でも妊娠後期までに普通の位置に胎盤
が来る人もいるわけです。妊娠五か月の段階ではまだ何とも言えないということ
ですね。
無事に元気な赤ちゃんが生まれることをお祈りいたします。
正座していると日本人らしい座り方だといわれますね。正座することが多い
のは圧倒的に日本人でしょう。日本に来た外国の人が畳の部屋で座る時も
正座に挑戦していますね。
正座というからには正式な座り方のような気がしますが、実は日本人がさか
んに正座するようになったのはここ100年くらいだとか。それまでは武士の座
り方、神仏の前で礼拝する時の座り方だったようです。
朝鮮半島にいくと、正座は罪人の座り方になるようです。日本でも謝罪する時
の座り方は正座ですね。
私どもの整体では、術者も受者も正座することが多いです。正座の姿勢から
骨盤のゆがみ方、肩から体のねじれ具合など多くの情報が分かるためです。
また、整体する術者側からしても寝た姿勢の患者さんに触れる時は正座から
はじめます。
整体する前の正座の姿勢と施術後の正座の状態を比べるとはっきりと整体
の効果がわかるのです。ですから整体する時にはこのように座っていただくの
です。
しかしながら、患者さんに出来るだけ苦痛のないように正座できない人には、
はじめから正座はすすめません。正座がまたできるように身体を治すことが私
たちの役目ですね。
良く腰痛を改善させるためにストレッチを試みる方がいます。テレビやまわりの
かたから勧められたというのが、やってみるきっかけのようです。しかしながら
私の整体院にお見えになる方ではストレッチをして余計に痛めてしまった。との
訴えが多いのです。
ストレッチは確かに全身の筋肉を伸ばすことにより、筋肉や骨格に何らかの変化
が起こることが期待できます。この何らかの変化が曲者なのです。軽い
腰痛の方なら、自己治癒力が発揮されて良い方向に変化するのです。
慢性の腰痛で自己治癒力が上手く働いていない場合は、余計にこじらしてしま
います。腰を糸に例えるなら、ストレッチをすることによって複雑に絡まってしまった
糸のようになり、解くのが大変になります。
腰はじっとしていても痛いもの。動かすともっと痛みを感じるものです。痛いこと
は無理なことだから体にとっては無理なことです。痛いのを我慢してストレッチし
たり、身体の動きに逆らって運動をすると逆にからだを壊すことにつながります。
ストレッチをやって腰痛が悪化しても、苦情を受け付けてくれる所がないので、
ストレッチ信仰がなくならないのではないでしょうか?