旅行中に突然「ぎっくり背中」になった40代女性の症例

■ 年齢・性別

40代女性


■ 来院のきっかけ

普段から、腰痛や肩こりの改善・予防のために、月に1~2回メンテナンスで来院されている方です。

ゴールデンウィークには東京へ旅行に行き、ディズニーシーを楽しまれたそうです。

さらに翌週には博多旅行にも出かけられ、かなり活動量の多い日が続いていました。

その博多旅行の最中、突然、左の肩甲骨の間に強い痛みが出始めたとのことでした。

最初は、

「寝違えかな?」

と思っていたそうですが、時間が経つにつれて首から背中にかけて激痛が走るようになり、

  • 首を横に向ける
  • 左腕を動かす
  • 左肩を回す

といった動作もつらい状態になっていました。

ご本人も、

「これは“ぎっくり背中”なのかもしれません…」

と、不安そうに話されていました。


■ 施術

まず、整体を行ううえでの検査として、椅子に座った状態で首の動きを確認しました。

左を向く動作が特につらく、上を向く・下を向く動きでも強い制限が見られました。

さらに左肩を回していただくと、左の肩甲骨の間に鋭い痛みが出て、動かしづらい状態でした。

からだ全体を確認していくと、この方は右半身が左半身より短縮し、強く緊張している状態が見られました。

そのため、まずは左側に右半身を合わせるように、全身のバランス調整を行いました。

その後、

  • 手首
  • 上腕
  • 肩甲骨
  • 背骨

までのつながりを取り戻すように施術を進めていきました。

さらに、

  • 肋骨
  • 横隔膜
  • 呼吸の動き

にも調整を加え、浅くなっていた呼吸が深くしやすくなるよう、上半身全体を整えていきます。

横向きの状態では、腕を後ろへ回す動作の可動域改善を目的に、背中から肩甲骨周囲へ丁寧に施術を行いました。

動きが改善してきた段階で、脊柱まわりの自律神経のバランスを整えるポイントを順番に調整。

最後に、強く短縮していた右半身のポイントを重点的に整え、全体の確認を行いました。

施術後には、

  • 首を前後左右に動かした時の痛み
  • 左肩の動かしづらさ
  • 背中の鋭い痛み

が大きく改善。

ご本人も、

「かなり楽です」
「背中の気になる場所がほとんど分からなくなりました」

と驚かれていました。


■ 現在の状態

今回の「ぎっくり背中」は、発症から早い段階で来院されたこともあり、からだが元の状態へ戻るまで比較的スムーズでした。

また、普段から定期的にメンテナンスを続けていたことで、

  • からだの柔軟性
  • 呼吸
  • 姿勢
  • 回復力

が保たれていたことも、早期改善につながったと考えられます。

旅行や長時間の移動、疲労の蓄積は、首から背中に急な痛みを起こすきっかけになることがあります。

特に、

  • 呼吸が浅くなる
  • 肩甲骨まわりが固まる
  • 左右差が強くなる

と、「ぎっくり背中」のような急な痛みにつながります。

現在は、旅行や仕事を無理なく楽しめる状態を維持できるよう、定期的なメンテナンスを継続されています。

関連ページのご紹介

「ぎっくり背中」は、疲労や長時間移動、姿勢の崩れ、呼吸の浅さなどが重なったときに、突然強い痛みとして現れることがあります。
首・肩・肩甲骨・背骨・呼吸の動きまで含めて確認していくことで、からだの回復力が戻りやすくなります。
首から背中にかけての急な痛みや、肩甲骨まわりの違和感でお悩みの方は、以下のページも参考にしてください。

ぎっくり背中

突然背中に激痛が走り、呼吸や振り向く動作までつらくなる方へ。
肩甲骨・肋骨・呼吸の動きまで確認しながら、からだ全体を整えていきます。

首の痛み

首を横に向けにくい、上や下を向くと痛い方に向けたページです。
首だけでなく、肩甲骨や背骨とのつながりも重視して確認していきます。

寝違え

朝起きた時の首の激痛や、急に動かせなくなった症状に対応しています。
呼吸や姿勢の左右差まで含めて、からだ全体から原因を確認します。

肩こり(頸肩腕症候群)

肩こりが慢性化し、首や背中まで重だるくなる方へ。
肩だけを揉むのではなく、腕・肩甲骨・呼吸まで含めて整えていきます。

ストレートネック

長時間のスマホやデスクワークで首や背中に負担がかかる方に多い症状です。
頭の位置や呼吸の浅さが、首から背中の緊張につながります。

姿勢の悪さ

左右差や猫背、からだのねじれが積み重なると、急な痛みにつながります。
日常で無意識に起きている姿勢のくせを丁寧に確認していきます。