2016年 12月号 からだをもとに戻す力

こんにちは。12月になりました。本格的な寒さの季節です。忘年会のシーズンでもありますね。食べ過ぎても身体がゆがんでしまうのです。今年はすでにあいばは身を以て体験済みです。

からだをもとの位置に戻す力

からだには一定の状態に保っておく機能があります。血圧や血糖値なら一定の範囲内に保つ働きがあります。また、からだの状態を保っておくためにホルモンの量の調整で調子をコントロールしています。調子がいい時と悪いときの顔色や表情が違っているように、からだの姿勢もいい時と悪いときがあります。この姿勢というものも体を一定の状態に保つという法則に当てはまっているのだと私は考えます。

 

からだの姿勢変えてしまう働きは3つ考えられます。①ゆがめるお身体の使い方。②強い外力を受けたとき。③重いものを持つ。それぞれ、その状態がおわった後には疲れて休みたくなります。この休んでいる時が元の状態に戻るときなのです。ところが、お身体を痛めてしまった場合には、悪い状態でなんとか環境に対応しているために姿勢の悪い状態にもどってしまうようです。

 

例えば、腰痛の方の場合3か月たっても腰痛がぜんぜん治まらない。ということにつながります。長ければ長いほど悪い状態で毎日の環境に適応してしまうために、いい状態に戻ってもらうのに骨が折れるケースが多いのです。脳の中のカラダの地図も腰痛の状態で描かれてしまっていることでしょう。それを書き換えていくことも並行して行われなければなりません。

 

Kさんのお話

上記の話につながる会員さんにKさんがいらっしゃいます。加古川から尼崎まで通勤されていました。退職前に来院されて、退職後もそのまま継続施術を受けられています。加古川からなので退職後は2週間に一度の施術にしていきましょう。と提案させていただきました。

 

さんの場合にはある程度良くなったあとは、それ以上良くなるには時間を味方にしないといけない状況だったのです。長い時間を経てKさんの足の症状は固定されて、その状態がとっても長かったからなのです。

 

それから2年たった現在、当初はなかなか進歩がなかったつらさも通院始めと比べたら、全く違っています。短期間では達成できない慢性の症状の改善も地道に取り組むことで根本から変わっていく好例です。Kさんの頑張りに拍手を贈らせていただきます。

だしの自動販売機あらわる!

ある日の晩に隣の駐車場に突如として自動販売機が設置されました。横には『だし』と書いてあるのが読めます。気になって仕方がなかったので買ってみました。ペットボトルのジュースのようにゴトンと出てきました。何やら出しと一緒に入っています。中で魚が浸かって入っているではありませんか!

 

あいば健整院