生きる力をつける
あなたが毎日快適に過ごすうえで必ずすることがあります。呼吸することと重力に逆らって動くこと、その2つはすべての活動の基本になります。
呼吸する。重力に正しく反発する。この2つが普通に行われると、ものすごく身体が楽になります。今までは、生きて行く中で当たり前に行われていたこの2つの活動をはかる尺度がなかったのです。当たり前すぎること。だからこそ見直したいことです。
呼吸すること…必要なだけの酸素を細胞に取り入れて二酸化炭素と交換する。無意識にからだの神経機能を整える役目があります。
重力に逆らうこと…骨格や筋力をただしく保つ役割をしている。からだの重みを利用して活動することが可能になる。
呼吸のおかげで意識しなくても身体が働いてくれるようになり、外部環境の変化にも対応できます。
意識しなくても身体の働きを調節している神経を、自律神経といいます。血圧をあげたり下げたり、目の焦点を合わせたり、体温の調節をしたりします。こういうことは意識してやろうとしても、自分でできません。
息を吸って、吐く。このとき横隔膜を動かしたり、あばら骨を開かせたりすることも自律神経の働きです。ただ一つ、意識して自律神経に働きかけることが出来るのがこの呼吸です。息をとめたり深呼吸したり、ほらっ。すぐに出来ますね。
理学整体ではこの呼吸をうまく使って身体の各機能に働きかけます。
呼吸と重力は赤ちゃんが誕生する準備段階から影響を与えています。
お母さんのからだは、羊水だけでなく赤ちゃんの体重も支えなくてはいけません。妊娠前と
は全く違う状態にあります。お母さんは、からだの重心が前のめりになることを常に防いでいます。お母さんの骨盤がゆがんだり、腰痛があったりすると、お腹にいる赤ちゃんが逆児になる原因にもなります。
普段より重く感じるからだを自然な姿勢に保つことが、あたらしい命を無理なく育むことに
つながるのです。
生命の誕生のその瞬間を迎えるための呼吸法もあります。ソフロロジー法、ラマーズ法とい
ったものがそうでしょう。リラックスしてスムーズなお産を手助けする呼吸です。呼吸法をとおし
て赤ちゃんが誕生する手助けをしています。お母さんの呼吸が赤ちゃんに影響を及ぼしている
例です。お母さんの身体が正しい姿勢ででいることができなかったりすると、これもすぐに呼吸に影響してきます。
生命活動はからだを動かすことと呼吸すること。まずここから始まります。何かしらの不調が
あって、検査を受けても異常はありませんでした。しかし、自覚症状はなくなりません。あいば理学整体院に来院される方でこのタイプの人は本当に多いものです。このときは理学整体では呼吸しやすい姿勢とからだが自由に動けるように身体全体と呼吸をみてキチンと調整していきます。
重力に逆らっていることの大切さ
「身体が重たくて…。」
「姿勢がまるくて猫背だって言われるのです…。」
「腰が曲がるのは年のせいですかね…。」
みなさまのお悩みは身体が重力に逆らっていること自体、しんどくなっていることの証です。元気でピンピンしていて、身体に勢いがある時は自然に正しい姿勢を保つことができます。保つことが出来なくなると座りたくなったり、座っていること自体も苦痛になってきて、寝ていたりします。
深刻な場合には寝たきりになって、廃用症候群となって生命活動にも影響が出てしまいます。
重力に反してキチンと立っている。身体のどの部分を動かしても違和感が感じられず、楽に動ける。このことは生きている証であり、元気であることの何よりの証明です。
理学整体では、まず困ることがないように自然に動けるように変えて行きます。整体が終わった直後から、自然と関節を傷めなくても済む身体の使い方が出来るように姿勢自体を正しく変えます。
当たり前に日中活動できるように、そして十分な休息をとれるようにする。元気な人はみなそれがうまくできています。当たり前だけど、気がつかなかったこと。整体ではこれを取り戻します。