貧血なのでふらふらするのです。と訴える上品な女性がお見えになりました。
うかがってみると、血液検査では異常は見当たらず、文句のつけようがないほど
良い状態だといいます。
鉄分が不足しているわけでもなく、赤血球も足りているのに貧血の症状がでます。
貧血というより酸素が体に行きわたっていない状態です。
座って深呼吸の状態を見せていただくと、胸がほとんど動いていません。深く息を
吸うのが苦しいといいます。
最初の訴えは、肩の凝りと首から腕にかけての痛みが走るという症状です。
肺の呼吸を担っている横隔膜はふいごのように上下に運動しています。横隔膜を
動かしている神経は首から始まっています。
もちろん、肩が凝って首も辛かったら、心臓から脳に行く血流も減らされてしまいます。
「私のふらつきだとか貧血のような症状は、肩こりから来ていたのですね。」
納得されて、整体したあとずいぶんと深く深呼吸できるようになりました。