身体を治す方法はたくさんあります。西洋医学、飲み薬、手術、漢方、鍼灸、そして
わたしのやっている整体。けがや感染症は急におこるもので、防ぎようがないことも
あります。慢性的な症状のほうが防ぎやすいと思います。
理学整体をしていて感じることに、普段の身体の使い方、動かし方により、腰を痛め
たり身体を壊すことがあります。
普段の使い方が筋肉の働き方、神経や骨格の位置を決めているのです。だからと
いって正しい身体の使い方、まともな身体の動かし方といったことが世の中の常識とし
て広く知られているといったことはないわけです。
たとえば、慢性的に胃腸が弱い。消化機能が低下している。これは漢方薬が得意な
分野ですが、薬も限界があります。今までの食べ方がその人に合っていなかったわけ
で、食べ方を変えないと胃腸の回復は難しい。
かくいう私も慢性的に胃腸が弱いほうです。克服したいと考えて民間療法を勉強して
来たようなものです。私自身、身をもってこのことを知ったのがここ最近のことです。
気がついて腹に落ちるほど実感することはなかなか難しいのです。
食べないと元気にならない。この世の中の常識に逆らうのは大変なことです。
運動したら健康的になって関節にもいい。という常識も変えないといけません。
ふだんの身体の使い方、動かし方が悪いですよ。と伝えたところで、指摘された人は
困ってしまいます。何が模範かわからないわけですから。
体操やストレッチは怪我の防止で準備運動のためのものであって、関節の構造的な
異常を治すことにはつながりません。
理学整体は自分で治せない身体の使い方の癖などといったところまで、ちゃんと変え
て行きます。正しい動きと身体の使い方のパターンを変えていっている整体なのです。
痛みやコリをとるだけでなく、その後の生活パターンを変えていけるようにしていく健康
法。楽に身体が使えていけるように、生活習慣自体を変えていく整体だと考えるとスゴイ
ことをしていると実感します。