前回は話を聞くことについて書きましたが、今日は詳しく聞くことで大切なこと
が分かった例を取り上げることにします。
首から肩にかけて痛みやコリがある患者さん。良く聞いてみると10年前に
脚がしびれて、お医者さんでMRIを撮ってもらったときに足のしびれは首から
来ていると診断されました。
割とサラッというのでよく聞いていないと聞き逃してしまうのですが、首がかなり
悪くなると脚にも症状が出ます。ということはこの患者さんは10年も前からかなり
首が悪い状態だったと判断されます。
体を1本の樹木に例えるなら、脊髄は幹、末端の神経は枝葉となります。身体の
根幹部分の脊髄が障害されると首から脚に症状がでたり、両手両足に症状がで
ます。
ここまで悪くなると数回理学整体やっただけで治るとは言い難い状況になります。
キチンとお話を伺うことで診た印象と実際の症状のギャップを見つけることも出来る
わけです。
この患者さんのお話にもどしますと、一度の理学整体でかなりの症状が改善され
たようなので、10年前のMRIで診断されたことが正しくなかったのかも知れません。
情報に振り回されない様に、前向きにやってみるといい結果が得られることが多い
ように思います。