スポーツで左右対称に身体を使う競技は思ったほど多くないことに気づきます。
球技ではほぼ見当たりません。格闘技も構え方からして左右非対称です。ボクシング
も左右同時にパンチを繰り出すことなどありません。
おおよそ動作には呼吸がつきものです。左右対称に同時に身体を動かしているとき
に、リズム良く呼吸をしていくことはかなり難しいことがわかります。呼吸と身体の動き
が自然になされようとするときは、左右非対称に使うものです。
リハビリの現場などで使われる牽引の器械などは、同時に身体を左右対称に引っ張
ることをしているので、人間の身体の動きからするとかなり無理なことが判明します。
どの人も同じように両足を引っ張ることに、もっと違和感を感じてもいいはずですが...。
水泳や陸上は比較的左右の手足を同じように使います。それでも右手左手、右足左
足と交互に使うものです。水泳や陸上の競技者の身体の傾きやユガミがなくなれば、
どれだけ競技能力がアップするのだろうか?真面目に研究すると面白いと思うのです。
ちょうど大学体育会の水泳部の現役選手が来院しました。大事な大会を控えていると
のこと。さっそく理学整体で真っ直ぐに身体を整えて大会にのぞみました。
なんと、見事に自己ベストの記録を二年ぶりに塗り替えることが出来たそうです。
身体の左右差がなくなる事で泳ぎのロスが減ったのでしょう。