頭痛持ちという言葉はありますが、めまい持ちという方ももちろんいます。
20年も前からめまいがあります。と訴える患者さんは、お医者さんから
自律神経失調症だと診断されています。最近、頸性神経筋症候群という病名
を雑誌で知り、私に当てはまっているようです。とおっしゃいました。
めまいとは言え、その原因は多岐にわたります。まずめまいを最初に診て
もらう先生は耳鼻科になることが多いものです。耳の奥の前庭に異常が起きて
めまいを感じると耳鼻科にかかります。
他には脳神経外科、内科、整形外科と原因と症状によって診てもらう先生は
変わってきます。実は考えられるすべての科にかかってもはっきりした原因と
治療法がない場合が結構あるようです。
肩こりから来るめまいなどは典型例でしょう。肩こりは病気ではないので自律
神経失調症などの病名で診断されるケースもあります。
最近では頸性神経筋症候群というあたらしい病名ができ、そのように診断される
ひとも出てきています。難しい病名ですが、決して新種の病気ではないようです。
今まで診断名としてなかったカテゴリーを新たに作ったような印象を受けます。
頸性とは「首からくる」症状のことをいいます。
神経...自律神経など首まわりの神経の機能
筋......筋肉のこり
症候群...それにかかわる症状のこと。
一つ一つ漢字をくぎって行くと意味がわかります。首から来る神経と筋肉の症状
ということです。
肩こりから来るめまいは、肩や首を治すのではなく、肩コリめまいを起こすような
カラダの異常を治していくのが根本的な治療法になってきます。
難しいと思われていることをキチンと解決していくのが、私たちの役目だと考えて
おります。
めまいは、肩こり、寝違い、腰痛、などと一緒で昔から整体などの人の手による
治療で大きな成果をあげてきた分野なのです。