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昔の人の生きる力

 数学者が読み解く仏教世界 冥途の旅はなぜ四十九日なのか 「柳谷晃著」
を読んでみました。中でも人間の平均寿命について書かれていた箇所があり、
感心してしまいました。

 織田信長が好きな幸若舞の「敦盛」の一節に
「人間五十年天下の内にくらぶれば、夢幻のごとくなり......」
という箇所があります。私は戦国時代の人々は50年ほど生きていたのか。
と今まで勘違いしていました。

 その頃の日本人の平均寿命は16歳ほどであったと推定され、50歳を
超えてきたのは第二次世界大戦後だというのです。

 0歳で亡くなる人が多いと平均寿命はガクッと下がります。七五三を無事に
生き残るのが大変な時代だったというのです。お産するときに感染症で母子
ともに亡くなったり、乳幼児のときに亡くなる率も高かったのです。

 今の時代より、昔の人々は生きることに一日の大半のエネルギーを費や
していたことでしょう。数年後の心配なんてしている余裕もなかったハズです。

 当然、今の人と昔の人では身体のつくり自体も違っていたと思うのです。
生命力にあふれているというか。ワイルドだったのでしょう。元気な人は回復
力も高く、パワーに満ちた肉体を持っていたことでしょう。

 そんな人に整体したらどうなるのか?ついそんなことを想像してしまいました。

日時:2009年7月 9日 23:49