5か月過ぎの妊婦さんから相談がありました。
「お医者さんから前置胎盤の可能性があると診断されましたが、胎盤の位置
を整体で正しい位置に戻せないでしょうか?」
前置胎盤は受精卵が子宮の下部に着床したために、胎盤の位置が子宮
口にきてしまう状態です。出産時に大量出血の恐れがあるために帝王切開
で出産することになる場合が多いといいます。
整体は健康な体に回復させる術であり、いわゆる病気に対しては限界が
ある場合があります。私は、
「一度決められた胎盤の位置を変えることは整体ではできません。初めて
このような相談を受けたので前置胎盤についてもっと調べてみます。」
そのように答えておきました。
妊娠五か月ではお腹はあまり大きくはありません。むしろこれから子宮も伸び
ていくものです。子宮が縮んだ状態から赤ちゃんの成長とともに広がっていく
ものです。
妊娠後期になると前置胎盤が治る人も多いというお医者さまもいるようです。
風船を膨らませると、大きくなるにつれて風船に書かれている文字が予想して
いた場所とは違う位置に来ることがあります。私はそれと子宮の広がる時の胎
盤の位置とイメージが重ね合わせていました。
妊娠初期に前置胎盤の疑いがある人でも妊娠後期までに普通の位置に胎盤
が来る人もいるわけです。妊娠五か月の段階ではまだ何とも言えないということ
ですね。
無事に元気な赤ちゃんが生まれることをお祈りいたします。

