ご縁をいただいて
整体院をやっていると、多くの人との交流が生まれます。すべてはご縁をいただ
いてから始まることです。私が整体をしているからこそ知り合える方がたくさんいら
っしゃいます。
整体院は基本的には来るもの拒まず。去る者追わず。です。無理に来院を促す
ことなどありません。一人ひとりわざわざ通って下さるのもご縁があってのことです。
せっかくのご縁。一生懸命整体しなくては。といつも真剣勝負です。
中には一回だけ試してみるひと、整体の効果を信用して頂けないときもあります。
私としてはとても残念なのですが、ご縁がなかったと最後まで良くすることができな
かったことをあきらめざるを得ません。
良くなってしばらく間が空いているあの患者さんどうしているかな。などと時々思い
出したりしますが、そんな時不思議とその方からご予約をいただいたり、元気にして
いる噂をきいたりします。
ここ西宮市であいば理学整体院を開設してようやく患者さんとのつながりが広がっ
た感があります。これからもご縁を大切にしていきたいですね。
2009年7月31日 23:41
左右対称に身体を使う競技
スポーツで左右対称に身体を使う競技は思ったほど多くないことに気づきます。
球技ではほぼ見当たりません。格闘技も構え方からして左右非対称です。ボクシング
も左右同時にパンチを繰り出すことなどありません。
おおよそ動作には呼吸がつきものです。左右対称に同時に身体を動かしているとき
に、リズム良く呼吸をしていくことはかなり難しいことがわかります。呼吸と身体の動き
が自然になされようとするときは、左右非対称に使うものです。
リハビリの現場などで使われる牽引の器械などは、同時に身体を左右対称に引っ張
ることをしているので、人間の身体の動きからするとかなり無理なことが判明します。
どの人も同じように両足を引っ張ることに、もっと違和感を感じてもいいはずですが...。
水泳や陸上は比較的左右の手足を同じように使います。それでも右手左手、右足左
足と交互に使うものです。水泳や陸上の競技者の身体の傾きやユガミがなくなれば、
どれだけ競技能力がアップするのだろうか?真面目に研究すると面白いと思うのです。
ちょうど大学体育会の水泳部の現役選手が来院しました。大事な大会を控えていると
のこと。さっそく理学整体で真っ直ぐに身体を整えて大会にのぞみました。
なんと、見事に自己ベストの記録を二年ぶりに塗り替えることが出来たそうです。
身体の左右差がなくなる事で泳ぎのロスが減ったのでしょう。
2009年7月29日 23:10
サプライズが必要
治療はエンターテイメント。驚きが必要です。初めての整体院。どんな先生が
してくれるのか?痛くないのか?怖くないのか。みなさん心配です。もちろん、
身体はバッチリ良くなるのか?
理学整体とは、痛みなどの症状がでている身体の壊れ方を調べて、その壊れ
方を治す整体です。壊れた身体を治してから、本当の意味での身体の修復が
始まります。
ですから初めのお体の状態、壊れ方を確認して、身体の形が見る見る変わって
いくことが患者さんもわかるととても楽しい治療になります。
ところが、壊れた身体を無視して痛みだけに注目してしまうと身体が治っていく
プロセスを理解することができません。
痛みは身体の中で起こっていることなので、痛みの元がどれくらい痛めているのか
だれも知ることは出来ません。多少の痛め方なら整体したその場で痛みは減って
きますが、ひどい場合は身体を整えてから痛みの元の傷を治し始めるようになって
います。
ただ痛みだけを取るようにやっても根本のところで変化していかないと、すぐにぶり
返してしまうものです。
何でも治せる治療はありません。身体が治っていくプロセスをどれだけ引き出すこと
が出来るかでいい整体かどうかが決まってくるのだと思います。
2009年7月24日 22:43
久しぶりの患者さん。
あれだけひどかった腰痛だったけど、今頃は元気にしているのだろうか?
ふと患者さんのことを思い出すことがあります。そんなときに不思議と連絡が
あるものです。
以前お見えになっていた患者さんが数ヶ月ぶりにお電話をくださることが重な
りました。うれしい反面、また痛めてしまいました。とのお声を聞くと残念な気持
ちになります。私としては痛みを卒業して欲しいのですが......。
生きていると、身体にとって無理することが多いものです。元気なときには痛
めることは少ないのですが、調子の悪いときに限って無理をしないといけなくな
るものです。
私も一生懸命理学整体をしていきますから、復活組の患者さんもどうか元気に
なってください。痛みから卒業できて、健康管理に時々来れば済むように体をな
おしてください。
健康管理で時々お見えの患者さんは、以前のようにすごく悪くなることもないも
のです。健康管理が出来ているからでしょうね。疲れたら、あるいは違和感を感じ
たら整体するのが理想ではないでしょうか?
2009年7月22日 22:31
混み過ぎない整体院をめざす。
整体をやっていると一日に出来る人数には限界を感じます。今よりも力量が数倍
になれば、もっと多くの方にお越しいただけると思うのですが...。
今来院されている既存の患者さんを優先する。整体院はその連続で患者さんが
お見えになります。中で私の家族も連れてきたい。友人に紹介したい。などとあたら
しい患者さんが増えてきます。
既存の患者さんが治ってきて来院頻度が減ってきたときに新しい患者さんが来る。
そして一日の限界の7割くらいの人数を毎日整体するのが理想です。
しかし、なかなか上手くいかないことが多いものです。暇なときは暇。忙しいときは
既存の患者さんの予約を受け付けられないくらいに忙しくなる。ちょうどいい。なんて
ことはないようです。
今日は新しい患者さんが5人お見えになりました。皆さん既存の患者さんからの
ご紹介での来院です。いっぱいになった時点でお電話いただいた患者さんには、別の
日にきていただくことになりました。
やっぱり7割でいきたい。力量が上がるまで無理はしないことにしよう。
2009年7月21日 22:49
ぎっくり腰
急な腰痛のことをぎっくり腰という。そのほとんどが腰にある大腰筋の捻挫
であったり、腰椎椎間間接の炎症だったりするわけです。
患者さんからしてみたら、原因はともかくすぐさま痛みを取りさってすぐに動
けるようにしてもらいたいものです。ですから、治療になるとどうやって身体を
正常な状態に戻せるか?という点に集中します。
説明などの前置きが長いとイヤになってしまうのが患者さんサイドの本音で
すね。この場合は、手短に説明してすばやく治しかたを見つけてすぐに整体
でもとの身体に戻していく。
そうすることで患者さんも安心するし、痛みがなくなったときの満足感も増す
ように思います。キチッと手際よく。そして結果はバッチリと。
慢性の腰痛はぎっくり腰から始まります。痛めたときにキチンと処置してお
けば、慢性化する危険も回避できるのでは。
2009年7月20日 23:56
生まれ変わってもたぶん整体。
私は現在35歳なのですが、患者さんでも同じ年代の方が結構来院されます。
社会人になってから今までのお話など聞いていくのですが、会社員は自営業と
違うことを認識させられます。
まずボーナスがあります。有給休暇があります。厚生年金があります。うーん。
整体は自営業なのでありません。わかっていて自営業を選んだので悔いはあり
ません。
身体一つ腕一本の世界です。頼るべきものは自分です。患者さんにもう一回
18歳になってやり直すとしたら何をしますか?ときかれました。
良く考えてもやっぱり治療師を目指すと思うのです。毎日わくわくしますからネ。
自営業は待遇は自分しだいでどうにも変えられる部分がありますが、自立しな
いといけない厳しさがあります。
治療師=お笑い芸人。と言った先生もいます。必要とされないと悲しい存在。
とっても厳しいですね。
やり直しのことを聞いてくれた患者さんは最高学府を卒業してどの会社にでも
入れるようになりたい。そうお話ししてくださいました。
2009年7月18日 23:53
サクサクと良くなって
先日ブログに書いた頚性神経筋症候群の方もMさんにご紹介いただいた方も
サクサクっと良くなって満足していただけました。
頚性神経筋症候群の患者さんは視界が明るい状態が続いていて、めまいもなく
過ごしているとのことです。3回でここまで回復されたことを私も嬉しく思います。
Mさんからご紹介いただいた患者さんは一回、理学整体したところ正座ができる
ようになって喜んでいただきました。月曜日にお茶会があるとのことで座らないと
いけないと思うと憂鬱だとおっしゃっていました。
明日土曜日にもう一度整体して月曜のお茶会に備えるそうです。
というわけで、明日土曜日の予約は満員なのです。無理して予約を詰め込むこ
となどしないので悪しからず。キャンセルが発生したときはこちらからご連絡いたし
ます。
患者さんがお見えになって、ドンドン治っていく。この良い循環が続きますように。
2009年7月17日 21:41
めまいと肩こり 頚性神経筋症候群
頭痛持ちという言葉はありますが、めまい持ちという方ももちろんいます。
20年も前からめまいがあります。と訴える患者さんは、お医者さんから
自律神経失調症だと診断されています。最近、頸性神経筋症候群という病名
を雑誌で知り、私に当てはまっているようです。とおっしゃいました。
めまいとは言え、その原因は多岐にわたります。まずめまいを最初に診て
もらう先生は耳鼻科になることが多いものです。耳の奥の前庭に異常が起きて
めまいを感じると耳鼻科にかかります。
他には脳神経外科、内科、整形外科と原因と症状によって診てもらう先生は
変わってきます。実は考えられるすべての科にかかってもはっきりした原因と
治療法がない場合が結構あるようです。
肩こりから来るめまいなどは典型例でしょう。肩こりは病気ではないので自律
神経失調症などの病名で診断されるケースもあります。
最近では頸性神経筋症候群というあたらしい病名ができ、そのように診断される
ひとも出てきています。難しい病名ですが、決して新種の病気ではないようです。
今まで診断名としてなかったカテゴリーを新たに作ったような印象を受けます。
頸性とは「首からくる」症状のことをいいます。
神経...自律神経など首まわりの神経の機能
筋......筋肉のこり
症候群...それにかかわる症状のこと。
一つ一つ漢字をくぎって行くと意味がわかります。首から来る神経と筋肉の症状
ということです。
肩こりから来るめまいは、肩や首を治すのではなく、肩コリめまいを起こすような
カラダの異常を治していくのが根本的な治療法になってきます。
難しいと思われていることをキチンと解決していくのが、私たちの役目だと考えて
おります。
めまいは、肩こり、寝違い、腰痛、などと一緒で昔から整体などの人の手による
治療で大きな成果をあげてきた分野なのです。
2009年7月16日 15:41
素敵なプレゼント
整体院をしているといただき物がとても多い。さまざまなものをいただきますが、
ひときわ印象に残るプレゼントがあります。
「先生。こんなの折ってきました。」
Sさんはそういって素敵な折り紙を置いていきます。何枚かの折り紙を使って
箱を作ったり、独楽や八角形の立法体など難易度の高そうな折り紙を作って
くださいます。
70歳のSさんは、数年前にホテルのテーブルの上に置かれた折り紙で出来た
箱を気に入って、ホテルの人にどうやってつくったのか聞いてみたそうです。
一個あげるから分解してみてください。と言われて折り紙しだしたのが始まり
だとか。
折り紙などやったことのない私からすると、複雑な形を左右対称に作ることは
とても真似できない気がしてきます。不思議です。
今度、Sさんの写真を撮ってSさんの折り紙コーナーを作ろうか。と思っています。
本気で。
2009年7月15日 22:39
昔の同僚から
久しぶりにMさんから電話がありました。Mさんは以前勤めていた治療院で一緒
だった同僚です。Mさんは今現在は尼崎の病院でリハビリ担当のスタッフとして
お仕事しています。
Mさんの病院では患者さん一人一人担当のスタッフがついてリハビリにあたると
いいます。いまMさんが担当している患者さんで脚がしびれていて、なかなか良く
ならないそうです。しびれている脚を治すためにカイロプラクティックなどの民間
療法を試みたいとおっしゃっているようです。
そこでMさんは患者さんに理学整体をしている私を紹介したのです。患者さんは
ずい分前から腰の症状をお持ちであり、脚のしびれもここ最近でひどくなってきた
ようです。
病院や整骨院ではたとえ患者さんの担当スタッフでも、自分が得意とする治療法
でアプローチすることは許されていないのが通常です。
Mさんが私に大切な患者さんを紹介してくださったので、必ず良くなるように全力
で施術にあたるつもりです。
2009年7月14日 21:49
新しい整体の先生
今日は新しく整体の先生になる方がお見えになりました。理学整体の研究会
の後輩に当たる先生です。後輩が来たからと言って優しくもてなすわけではない
ので、少々手荒くもてなしました。
新しい先生は、来月に理学整体の認可試験があるので勉強がてら来院した
のです。認可試験に合格すると晴れて理学整体をやっていると名乗れるように
なります。
私も以前に受けた試験です。思えば長い日々でした。先輩先生は
雲の上のような存在でなかなか口をきくこともままならない状況でした。身体を
触って練習をさせていただくのも上手くなってからしか許されませんでした。
逆の立場となった今の私は、わざわざ脚を運んで来院した後輩の先生の
やる気に力を貸してあげたくなります。以前は私も同じところでつまづいていたと
ころなのですごく良く理解できるのです。
理学整体を毎日している身となっては、お師匠さんが口をすっぱくして教えて
下さることの大切さがわかるのです。新人先生にはキチンと順序だてて説明でき
るようにこれ以上ないくらい丁寧に教えておきました。
「後は試験に合格するだけ!これで落ちたら笑ってあげる。」
少し意地悪言って見送りました。
2009年7月13日 23:16
肩甲骨はすごいかも。
今朝の新聞にカメの甲羅の進化解明という記事が載っていたので興味を持って
よんでみました。
なんとカメの肩甲骨は肋骨の内側に入り込ませて甲羅をより進化させたというで
はありませんか。肩甲骨は元は魚類では胸ヒレの根元についている骨で鯛では、
鯛の鯛といわれる小さな魚の形をした骨です。
魚類が陸上に上がって爬虫類になると、陸上を歩くために肩甲骨はお腹側では
なく、横に移動しました。カメは甲羅で身を守る方向に進化したため、肩甲骨が邪魔
になり、重要度は下がってしまいました。そのためなのか、動くことを犠牲にした感じ
がします。
ちなみにカメの甲羅は肋骨が扇状に広がって出来上がったとか。
俊敏に走る哺乳類などは肩甲骨を使って体幹の動きを腕に効率よく伝えます。肩
甲骨があるから動作が速いのでしょう。
人間としては、ボクシングをしたり球技などのスポーツには肩甲骨がなくてはなり
ません。パソコンしていたり椅子にじっと座っている生活では肩甲骨のせいで肩こり
が起きているのでは?と思ってしまうのです。
人間が進化したら肩甲骨はどこへ行ってしまうのでしょうか?
2009年7月10日 21:57
昔の人の生きる力
数学者が読み解く仏教世界 冥途の旅はなぜ四十九日なのか 「柳谷晃著」
を読んでみました。中でも人間の平均寿命について書かれていた箇所があり、
感心してしまいました。
織田信長が好きな幸若舞の「敦盛」の一節に
「人間五十年天下の内にくらぶれば、夢幻のごとくなり......」
という箇所があります。私は戦国時代の人々は50年ほど生きていたのか。
と今まで勘違いしていました。
その頃の日本人の平均寿命は16歳ほどであったと推定され、50歳を
超えてきたのは第二次世界大戦後だというのです。
0歳で亡くなる人が多いと平均寿命はガクッと下がります。七五三を無事に
生き残るのが大変な時代だったというのです。お産するときに感染症で母子
ともに亡くなったり、乳幼児のときに亡くなる率も高かったのです。
今の時代より、昔の人々は生きることに一日の大半のエネルギーを費や
していたことでしょう。数年後の心配なんてしている余裕もなかったハズです。
当然、今の人と昔の人では身体のつくり自体も違っていたと思うのです。
生命力にあふれているというか。ワイルドだったのでしょう。元気な人は回復
力も高く、パワーに満ちた肉体を持っていたことでしょう。
そんな人に整体したらどうなるのか?ついそんなことを想像してしまいました。
2009年7月 9日 23:49
患者さんのお話から
ある患者さんが、私がやっている理学整体にとても興味を持った様子でした。
その方は若い頃カイロプラクティックを志し、のちに断念されて今は別の道を
歩んでいます。
「やっと安心して受けられる整体に出会いました。」
こんな風に言ってもらえるのは治療家冥利に尽きます。そして、若い頃カイロ
プラクティックを志したときのお話をして下さったのです。今はその時の熱い気持
ちから一歩退いた気持ちだとおっしゃるのです。
「一回受けてみて、この整体が容易には習得できないことが感じ取れました。
私が身に着けるのではなく、患者として通う方がずっと得られるものが大きいと
分かりました。」
確かに。私も理学整体を学んで7年間で大きい外車がポンと買えるくらいのお
金と休みと青春を費やしてきました。それでも自分で自分の体を整体出来ない
のですから。人様に整体するのみです。
患者に徹するのが一番正しい整体の受け方なのかも知れません。しみじみと
実感されます。
でも整体するのが楽しいから、じいさんになってもやっているでしょうけど...。(笑)
2009年7月 8日 23:03
ご縁のある方に。高ければいいのか?整体は
「先生。あいば院はこのままでずーっといてて欲しいです。えらい先生になって
予約が取れなくなったり、すごい値上げしたら困りますね。」
そんなお声をいただき、大変嬉しく思っています。整体院も成長してくるとブランド
化させたり、値上げしたり治療時間の短縮をしていくものです。あいば院は広告
宣伝しない分、西宮市の平均整体料金よりかなりお安くなっています。
いい整体を通いやすい価格で。これが一番だと思うのです。一回あたり、5000円
も6000円もすると特別なときにしか行けなくなりますね。もしくは高いといいのでは
はいかしら。と思う方。そんな方は高いほうへどうぞ。
「この理学整体の良さは、ほかの整体数件まわってみた人だとはっきりとわかる
のではないでしょうか?はじめて整体受ける人は、この整体のすごさは理解でき
ないのでは?」
ありがたいことに理学整体を心から愛してくださる方からは、このような評価をい
ただいています。
スゴイ整体を頑張って極めようと思っているのですが、エライ先生になろうと思って
おりませんのでご心配なく。
2009年7月 6日 22:22
ぽきぽき鳴る
患者さんからぽきぽき鳴るのですが......。という相談を受けることが多い。
たいていぽきぽき鳴っても痛くなったりしないのです。鳴ることがとても気に
なるという。この関節がポキポキ鳴るのは実のところ良く分かっていないらしい
のです。
このわたしもつい最近、肘がぽきぽき鳴るようになったのです。整体をして
いるとき、ある特定の動きの時に右の肘がポキンと鳴るのです。痛くはない
のですが、あまり気持ちの良いものでもないのです。
肘を動かしていくとある位置まで来ると、鳴りそうなのがわかります。あー来た。
ポキン!ある角度に来ると確実になります。
一説によるとこの音は、キャビテーション効果といって軟骨付近にある潤滑液
に圧力がかかることによって空気が発生します。そのときの音が骨や靱帯を響
かせながら「ポキン」という音になるそうです。
私の肘での体験だとどうも空気の音とも違う。絶対に違う感じです。尺側手根屈
筋という筋肉が肘を動かすにつれて、緊張がピークに達すると自動的に弾かれる
ような感じがするのです。ちょうど弦楽器の弦がビヨンとはじかれているイメージ
でしょうか?
肘の関節のあるところまで来たら、筋肉や腱がポロンと弾かれるようです。という
ことは、私の体も歪んでいて真っ直ぐに治さないといけませんね。紺屋の白袴とは
このことをいいますね。
2009年7月 4日 15:26
前置胎盤と整体
5か月過ぎの妊婦さんから相談がありました。
「お医者さんから前置胎盤の可能性があると診断されましたが、胎盤の位置
を整体で正しい位置に戻せないでしょうか?」
前置胎盤は受精卵が子宮の下部に着床したために、胎盤の位置が子宮
口にきてしまう状態です。出産時に大量出血の恐れがあるために帝王切開
で出産することになる場合が多いといいます。
整体は健康な体に回復させる術であり、いわゆる病気に対しては限界が
ある場合があります。私は、
「一度決められた胎盤の位置を変えることは整体ではできません。初めて
このような相談を受けたので前置胎盤についてもっと調べてみます。」
そのように答えておきました。
妊娠五か月ではお腹はあまり大きくはありません。むしろこれから子宮も伸び
ていくものです。子宮が縮んだ状態から赤ちゃんの成長とともに広がっていく
ものです。
妊娠後期になると前置胎盤が治る人も多いというお医者さまもいるようです。
風船を膨らませると、大きくなるにつれて風船に書かれている文字が予想して
いた場所とは違う位置に来ることがあります。私はそれと子宮の広がる時の胎
盤の位置とイメージが重ね合わせていました。
妊娠初期に前置胎盤の疑いがある人でも妊娠後期までに普通の位置に胎盤
が来る人もいるわけです。妊娠五か月の段階ではまだ何とも言えないということ
ですね。
無事に元気な赤ちゃんが生まれることをお祈りいたします。
2009年7月 2日 14:55
正座と整体
正座していると日本人らしい座り方だといわれますね。正座することが多い
のは圧倒的に日本人でしょう。日本に来た外国の人が畳の部屋で座る時も
正座に挑戦していますね。
正座というからには正式な座り方のような気がしますが、実は日本人がさか
んに正座するようになったのはここ100年くらいだとか。それまでは武士の座
り方、神仏の前で礼拝する時の座り方だったようです。
朝鮮半島にいくと、正座は罪人の座り方になるようです。日本でも謝罪する時
の座り方は正座ですね。
私どもの整体では、術者も受者も正座することが多いです。正座の姿勢から
骨盤のゆがみ方、肩から体のねじれ具合など多くの情報が分かるためです。
また、整体する術者側からしても寝た姿勢の患者さんに触れる時は正座から
はじめます。
整体する前の正座の姿勢と施術後の正座の状態を比べるとはっきりと整体
の効果がわかるのです。ですから整体する時にはこのように座っていただくの
です。
しかしながら、患者さんに出来るだけ苦痛のないように正座できない人には、
はじめから正座はすすめません。正座がまたできるように身体を治すことが私
たちの役目ですね。
2009年7月 1日 16:45