今日は頭が痛いというTさん、整体で身体のチェックをしているとかなり壊れている
ことがわかります。特に手の挙がり方、上半身のかたむき具合から皆違ってきていま
す。寝た姿勢で頚を触ってみると、第二頚椎が右側に触れます。
頚には7個の骨が積み重なって首を形作っています。4本の太い動脈のうちの2本の
椎骨動脈が首の骨を通っています。首の骨の並びが悪くなっていると、椎骨動脈の
流れも悪くなるでしょう。ズキンズキンと激しく脈打つように痛む原因になります。
Tさんの第二頚椎を中指で触れながら左右に首を回転させます。左に回すと第二頚椎は
硬く、右に回すと第二頚椎は柔らかい。何をみているかと言うと、飛び出た骨のねじれた
向きを見ています。
その上の第一頚椎は頭蓋骨の中に隠れていますが、歪んでいるとと下顎骨と乳様突起
の間からかすかに触れます。Tさんの場合には左側の第一頚椎が頚を回すと触れます。
ここは扁桃や免疫と関係してくるのできちんと真っ直ぐになったか後で確認しなければ
なりません。
ついでに顎の関節にしっかりと触れてみると、少しばかり痛みを感じるといいます。
蝶形骨、顎関節に狂いが出ると頭痛になります。そうです。Tさんの頭は必然的に
痛くなったのです。
整体のチェックが済んでから、的確に理学整体をします。頚を触ると、第二頚椎
も第一頚椎も異常なく、顎も痛くないといいます。頭痛はいかがですか?と聞くと、
「なぜだか、頭がすうっとしてきて痛みが消えました!」
一件落着です。
身体をコントロールする機能が上手く働いているときは、痛みなど起こらないように
常に身体を修正する働きがあるようです。それを上手く理学整体で引き出せば、
痛みなど出さないで済む身体に変わっていきます。