マリーフォア反射というのを知りました。中枢神経の病気で寝たきりに
なっている患者さんの足の親指をそばにいる人が動かしてあげると、膝
がオートマチックに曲がる。この反射機能のことをいいます。
普通リハビリテーションの現場ではとにかく膝を上げるように訓練する
のが、訓練の目標とされていました。動きにくいのだから、膝を持ち上げ
るのはかなり大変なようです。
ところが、足の親指を曲げて歩くようにやってみると、膝が自動的に曲が
る。そして歩くのが楽になるらしい。マリーフォア反射を実際に応用している
例です。
理学整体でもこのマリーフォア反射を実際に応用しています。施術内の技に
ちりばめられているといっていいでしょう。足の親指を患者さんの足の動き
を読みながら厳密に曲げこむ。そうすると膝が曲がりやすくなり、施術の
効果が増す。
何万回と繰り返す技の意味を一つ一つ検証していくのはとても面白い
ことです。
参考図書 『体の反射のふしぎ学』 橘 滋国 著