スターウォーズのお話しを書いたので、ジョージルーカス監督が師と仰ぐ黒澤明
監督の『姿三四郎』を観ることにしました。
いわずと知れた黒澤監督の青春映画の名作です。私は初めて観たのですが、
昭和二十年代の作品なのでレトロを通り越しています。時代が明治の話しなの
で登場人物がみな立派なお髭をたくわえているところにまず驚く。
そんなことはさておいて、柔術家を目指す姿三四郎は師匠の矢野に連れられ
て神社で一心に祈りをささげる娘を見ることになる。師匠は、
「祈ると言う行為の中に己を捨てることがある。己の我を捨てて、神と一連にな
る。美しいじゃないか!あの美しさ以上に美しいものはない。」
この娘こそ、後に姿三四郎の柔術の対戦相手となる村井半助の娘の小夜であっ
た。小夜は、父の半助が試合で必ず勝つことを祈っていた。
姿三四郎は、真の人間としての強さに目覚めたときのことを思い出して、純粋に
闘ってついに村井半助を倒してさらに名声を高めたのでした。
純粋になることを教えてくれるさわやかな青春映画です。昔過ぎて外国の映画を
観ている気持ちになりましたが、私に大切なことを教えてくれた気がします。
今度は新しい映画の『鴨川ホルモー』をみよう。時代の感覚を戻さなくては。