こんな題名のブログにすると急に年を取った気分になります。
思い出したことを書き残そうとしたら、こんな題名になりました。
私が名古屋の大学に通っていた頃、友人のお父さんがフランス
料理の料理長をしていると聞いたので興味を持っていました。
実際にお会いしてみると、壮年にもかかわらず若々しく溌剌として
立派な方でした。友人からいつも 「親父にはかなわない。」と聞かされ、
お父様がどんなにすごい人か聞かされていました。
丁度、料理の鉄人という番組が流行っていて、そのときに出演していた
鉄人の酒井さん、石鍋さんなどと交流が深く、お父様は出演者と同じぐら
いに有名人だったのです。
なぜ、こんなことを思い出したかというと、このほどミシュランのガイドブッ
クで2ツ星を受賞したレストランにクレッセントというお店があることを見ま
した。友人のお父様は以前、クレッセントでシェフを務めていたのです。
クレッセントは中学を出たばかりのお父様にとっては、憧れのお店でした。
そのお店で働きたいがために出入りの八百屋で働きながら、クレッセント
で求人が出るのを待っていたと言うからすごい!
そして首尾よく入店をして、何年も野菜の皮むきから初めて下働きをしな
がら、フランス料理のみならず、文化や経営を学び、一流のシェフとなって
名古屋のフランス料理会を牽引していったのです。
大学生であった私は、先輩から就職してどの部署に配属されるかによって
その後の人生が決まってしまうと聞かされていました。自分で自分の行く末
を選んでみたい。これからの長い人生で間違いなく発生する衝動が予見され
ました。
友人のお父様は大学に行けなかった悔しさから、人には言えない厳しい
世界を乗り越えてきました。そして自分の道を切り開いてきたのです。
大学生の私は、自分で納得できる道を見つけたい。何がしてみたいのか
わからないながら、もがいていました。ただ、何か始めるのだったら若い方が
いい。漠然とそう思っていたものでした。
卒業して10年した今、こうして縁のある方を理学整体をしていのは本当
にありがたいことだと思っています。あのとき強く思ったことを実行
出来たのは、たくさんの人から受けた恩恵の賜物なのです。