患者さんから時々聞かれることがあります。
「治ったら、患者さんは口伝えで広めてくれるのですよねぇ。」
この質問には答えられないですね。
患者さんにしてみれば、良くなるはず。と思っている状態
で、首尾よく治ったとしてもあまりに普通のことなのです。
普通の出来事を人に話すことはあまりしませんね。私は、
良くなるものは早くよくしてあげる。それは当たり前のこと。
それ以上に必要なこともあると思うのです......
つらい症状は誰にも理解されないものです。痛みは目に見えないもの
です。感じ取ろうとしなければ分からないものです。
感じ取ろうとすれば見えてくるものがあります。感じ取ってくれたら
嬉しい。分かってくれる人が求められています。
「今日は雨が降っているから肩が痛いHさんにとってつらいだろう。」
「Nさんは昨晩は眠れたのだろうか?今度、寝方のアドバイスしよう。」
「Kさんは、左足が痛いから慎重に。」
カラダが治ったらヨシ!というわけには行きません。一人ひとり、
自分でも気づかなかったことを読み取ること。私達に求められている
のは共感する力です。

