昔取った杵柄という言葉があります。
若い頃、修練して腕に覚えのあることを現します。
今まで出来たことが厄介なことをを引き起こします。
以前は重い荷物を持ち上げても平気だった方でも数年
ぶりに普段持たないような荷物を運んで腰痛を起こす方は
多いものです。
頭では熟練した動きを記憶しているものの、筋肉の働きは以前
と違ってついてきてくれない。無理がかかる筋肉や関節はダメージ
を受けてしまいます......
学生時代にウエイトトレーニングで鍛えた方は力自慢な分、
気に留めておいた方がいいことがあります。
ウエイトトレーニングでは重いバーベルを持ち上げるときに
背すじを伸ばしてから、持ち上げることを徹底しています。
腰を落として膝を曲げて、バーベルををお腹に引き寄せながら
持ち上げます。
重さに慣れてくると、どんなものでも重さの加減で用心した
方がいい持ち方、中腰でも持ち上げられる重さなど、見てわか
るようになります。
腹筋や背筋が充実している間はいいのです。しかし、久しぶりに
普段は持たないような荷物を簡単に持ち上げようとすると、
痛めてしまします。普段使わない筋肉に、耐えきれないほどの
力がかかってしまうためです。
重いものをもつとき、前は出来たから。そんな時が一番気
をつけないといけない瞬間かもしれません。軽いものでも必ず顎を
ひいて、腰を伸ばしてから真っ直ぐに物を持ち上げたら、腰痛
は防げるものです。

