今日は、首から肩にかけての痺れを訴えている方
がお見えになりました。私はこれくらいの症状なら十分
理学整体で対応できるだろうと見当をつけました。
4回から5回もすればよくなるだろうか?いや、ピアノ
を弾いているようなのでもっとかかるかも?黙っていても
私はそんなことを考えながら整体するのです。
「教えてくれた酒井先生はどんな先生ですか?」
「整体覚えるのに時間がかかるのですね?」
「やっぱり一人ひとりの体は違うのですね?」
理学整体に興味を持ったらしく、さまざまなことを聞いて
くださいました......
お話を伺うと、患者さんは26年もの間、声楽を教えていた先生
なのだそうです。
「酒井先生が教えても10のうち1しか覚えない生徒さんもいる
だろうし、10教えて10覚える生徒さんもいるでしょうね。」
「書籍に書いてあっても本を読めば実につくような整体では
ないのですね。30度の角度とか書いてあっても一人一人体は
違うものですものね。」
「感性とかセンスがないとこの仕事はできませんね。理学整体
はすごい整体ですねぇ。」
理学整体をお褒め頂くのは非常に嬉しいのですが......
私は穴があったら入りたい気分になりました。というのも、理学整体
を酒井先生からじきじきに手取り足取り教えていただいても、酒井先生と
全く同じようにはできないからです。10教えたら10飲み込める生徒に
なったらいいのですけどね。
今日まで痛さでうなっている患者さんがちゃんと良くなっていくのか、
そのことでいっぱいでした。自分の感性とかセンスがあるのかじっくり
考えたこともないです。俺にはこれしかない。そう信じて今日まで手を
挙げたり脚を伸ばしたり、繰り返してきたのです。
26年間も声楽を教えてきたから、整体を教える立場を想像することが
できるのでしょう。たった10分受けただけで分かるのはやはり患者さんの
感性が鋭いからなのですね。
理解すること=感性
理学整体を教えてくださる酒井先生に感謝です。

