Oさんがあいば院に来院しました。さっそく聞いてみます。
「歯の痛みはどうでしたか?」
「あの時から歯が痛くなくなったので歯医者さんには行って
ないのです。」
Oさんを先週に整体したとき、歯が痛くなって虫歯かもしれないから
歯医者さんに行くという話でした。私も虫歯でしたらキチンと処置
してもらったら安心ですね。そんなお話をしていました。
肩が凝ると歯が浮くと表現される方がいます。Oさんはまさに
その状態でした......
Oさんの症状はとても複雑です。
はじめ膝が痛くなって、かばっていたら腰痛になりレントゲンを
撮ると第4腰椎と第5腰椎の間が狭くなっているとのこと。
ひどくなったら再検査と言われていた矢先に、右の肩甲骨の
内側から右腕にかけての激痛で朝起きるのもつらくなって
しまいました。
なぜここまで痛くなったのでしょう?自問自答しても答えは
出ません。整形外科の先生にも詳しい所見を求めましたが、
腰の痛みと腕の痛みは別の症状です。そう説明を受けた
と話してくれました。
2回の理学整体で随分穏やかな表情になったOさん。私にも
一連の症状の原因は身体の壊れ方としか言いようが無かったのです。
痛みを風邪にたとえてこんなお話をしました。
風邪がのどの痛みで治まる方もいれば、熱が出て肺炎に進む方も
います。痛みでも一時の症状ですむ人もいれば、ふとしたきっかけ
から、慢性の神経痛や代償的に別の個所を傷める方もいます。
元気な時だったら、風邪も軽くて済みます。痛みでも同じことかも
しれませんね。Oさんが自分で回復する力があれば、膝の痛みで食い止め
られたかもしれません。きっと不調が重なったせいで、右半身全体
に波及したのでしょう。
これを機会に理学整体をして痛くなかった時より元気な状態に
身体を維持していきましょう。Oさんはホッとした様子でした。

