治すための整体として理学整体を選んだことを説明
しました。そもそもなぜ私は整体を選んだのでしょうか?
整体とは身体を整えること。言い換えると全身を調整
するなかで腰痛などの局所の症状も良くするのです。
整骨とは骨折、脱臼、や局所的なけがを対象に施術
することになります。
腰痛なのに全体を診ていくとはどういったことでしょうか......
腰痛の方は実に多いものです。整骨院に勤務していたころは
一日に10人以上腰痛の患者さんをマッサージしていました。
腰痛だから腰を重点的にマッサージして、あとは凝っている個所を
補助的に揉んでおくことが施術の中心でした。鍼灸学校に通いながら
のアルバイトだったので腰痛を改善させるだけの技量はありません。
来る日も来る日も腰痛の方にマッサージをしても、満足はしてもらえるけど、
治った!と言ってもらえることはほとんど無かったのです。
今になって考えたら当然のことです。人によって生活の習慣、身体の使い方、
痛みの程度、みな違っています。気持ちよくマッサージしても良くなる
ことは難しいものです。
つまり、腰痛などの局部の痛みを改善させるにも全体を正しく整えることが
重要で一人ひとりの違いを的確に修正させる技量が必要なのです。
これはとても自己流のマッサージで会得できるようなものではありません。
全身を調整できる手技療法は残念ながら国家資格を取得できる学校
では学べるものではなく、個人的に師匠に師事することが不可欠になります。
私は酒井和彦先生に師事しており、今でも月に二回は理学整体の勉強会
に通っています。一生勉強ですね。
全身を診て身体の症状を改善させるのが整体、整骨は局所のけがに対して
処置を行う治療院といったところでしょうか。

